表紙
英語タイトル
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日本語タイトル
NASAに学ぶ英語論文・レポートの書き方 テクニカルライティング
発行年
2012年最新版発行
著者
要約
本書はnativeに支持されてきた,各方面で尊重されているNASAのテクニカルライティングの バイブル本,"Grammar, Punctuation, and Capitalization: A Handbook for Technical Writers and Editors"(NASA SP-7084(1998))をNASA当局の許可を受けて,新しく改訂増補した翻訳・解説書です。
目次
第1章 テクニカルライティングの学習の基本(コミュニケーション技術はなぜ必要か;テクニカルライティングとは ほか)
第2章 テクニカルライティングに必須の英文法の基本(テクニカルライティングに必須の英文法とは;名詞の所有格のポイントを知る ほか)
第3章 テクニカルライティングにおける文の構成力を高める基本(文の構成力を高める5つの手法とは;主語と動詞の関係を力強くする手法 ほか)
第4章 テクニカルライティングに必須の句読点使用の基本(句読点の機能とは;ピリオド(Period);セミコロン(Semicolon);コロン(Colon) ほか)
第5章 テクニカルライティングにおける大文字使用の基本(大文字を効果的に使うには;文スタイルにおける大文字使用 ほか)
ページ数
327ページ
本の言語
日本語
ターゲット層
学生(科学)
教授
原稿の種類
アブストラクト
ジャーナル論文
学術分野
科学英語
出版社
この本では英語論文・レポートのの書き方と作法を詳しく解説しています。要はフレームを示してくれるような本です。
テクニカルライティング・理系英語の参考書には,文章全体の構成や論理,単語・類義語の正しい使い方,正しい英語の構文,句読法,分かりやすい文を書くための技巧などが書いてある.直ぐ思い浮かぶ良書が7,8冊あるが,これも間違いなくその一つに加えられよう.とくに正しい英語の構文に詳しく,句読法に関しては秀逸と言って良い.この本に対するどのレビューの得点も高いことは,この本の実用性の高さを考えるともっともである.私も5点を付けたいところであるが,どなたかもおっしゃっているように,英文の訳に少なからず誤りがある.価値を下げるほどのことはないが.ちなみに,英文は理工学分野のものが多いようである.分野に関係なく,是非手元に置いておきたい本ではある.
これまで幾つかテクニカルライティングの参考書は読んできたが、自分の分野(エンジン研究)に比較的近い例文が多く紹介されており、大変親しみやすく一気に読み進むことが出来た。またこれまで使い方に迷ったりしていたセミコロンやコロン、括弧等、世に出ている文献でも使い方がまちまちで何をお手本にすればよいか分からず、使うのを躊躇っていたものについても、明快な指針を得られた気がする。読みながら、後で使えそうな部分に付箋を貼っていたら、本自体がかなり分厚くなってしまった。何度も読み返す価値のある、技術者なら必携の書と思う。早速、大学の恩師にも勧めた。
Amazonでの評価
星5つ中の4.5
Amazonでのレビュー数
11レビュー
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