表紙
英語タイトル
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日本語タイトル
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか
発行年
2015年最新版発行
著者
要約
全米で話題の「How to Write a Lot」待望の邦訳。いかにして多くの本や論文を執筆するかを軽快に解説。雑用に追われている研究者はもちろん、アカデミックポストを目指す大学院生も必読! また、大学生のレポートや卒論執筆にも効果てきめん! これを読めば人生が変わる。
目次
ページ数
192ページ
本の言語
日本語
ターゲット層
学生(医学)
教授
原稿の種類
アブストラクト
ジャーナル論文
学術分野
医学英語
出版社
2015年4月発売。これは当ブログでも以前紹介(忙しい臨床医必読!?論文生産術)したので、既にご存知の方も多いはず。論文を書きたいけどなかなか時間が取れないというのは、多くの臨床医が思っているはず。では具体的に、どうすれば論文をたくさん書けるようになるのか!?答えは簡単で、論文執筆時間をあらかじめスケジュールに組み込んでおくこと。隙間時間に論文を書くのではなく、論文を書く時間をしっかり確保して毎日書き進めていきましょうと。まあそう言われてしまうと元も子もないわけですが、確かにその通り。臨床医はなかなか時間が読めない、という反論もあるわけですが、こういう考え方を持っておくだけでも確保できる時間が変わってくるから不思議なものです。これは必読!
作者がやっていることは至極当たり前と言えば当たり前なのですが、それを以下にして日々のアカデミックの業務の中で行えるようにしていくかの方法、またくだらないいいわけに関しても論理的に否定しているところに共感がもてました。
また読者がそれやるならここはどうしたら?という風に疑問をもつとこについてもすぐに説明がしてあり納得できました。
論文に限らずなにか締切がないものに関してできないことがある人は一読の価値があるかもしれません。
文章をたくさん書く方法のところは大変参考になりました。軽いノート PCを職場、家、出張先に持っていってどんどん書く。タブレットで論文を読む。体育館の観客席でも隙間時間があったら読む。時々本書を読んでやる気をもらう、という感じです。論文の査読のところも良いですね。査読者と戦ってはいけませんね。この本のおかげで論文が数本採択されました!!
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