表紙
英語タイトル
None
日本語タイトル
アクセプト率をグッとアップさせるネイティブ発想の医学英語論文
発行年
2017年最新版発行
著者
要約
日本人が書く医学英語論文の多くはなぜ「英語らしく」ないのか。それは日本語と英語の間には発想法の溝があり、それが理解できていないからだ。難しい単語は必要ない。本書で紹介する重要な基本動詞と英語表現が自由に使いこなせれば、アクセプトはグッと近づくはずだ。
目次
ページ数
208ページ
本の言語
日本語
ターゲット層
学生
教授
原稿の種類
アブストラクト
ジャーナル論文
学術分野
科学英語
医学英語
出版社
2016年2月発売。これは今までのものとは少し異なり、英文校正会社の視点でそのように英語を直していくべきかがまとめられた本。医学分野のみを扱った本ではなく「英語論文の英語」に特化しており、英語の学習という意味でも持っておくべき一冊。これを読んで改めて感じるのが、今まで自分の書いてきた論文にも英文法のミスが多かったこと。完璧な英文ではなくても(一流誌でなければ)意外に通ってしまうんだなと思う反面、このままの英語力では一流誌にはレビューすらされずに捨てられてしまうのではないかという恐怖感にもかられてしまいます。まあ地道に英語は勉強しましょう。
ネイティブ発想の医学英語論文というキーワードでの本は今までなかったので購入しました。
私は看護師で医療通訳の勉強をしていますが、通訳するときの動詞の選び方が非常に参考になります。特によくでてくる"involve", "undergo", develop", "present"が上手く使えないのでとても勉強になりました。英語論文を書くためだけでなく、ネイティブの医学英語を学ぶには最適だと思います。ぜひ看護論文用や続編が出版される事を期待します。
留学中です。
英文論文や学会抄録は提出前にネイティブの同僚に見てもらっていますが、これを使うようになってからwell-writtenと言われることが確実に増えました。直されても、代案がこの本に載っている別の表現だったり、「この文は論文ならexcellentだけど、抄録にはやや華美すぎる」というnon-nativeには理解不能な理由だったりするのみです。英語論文の書き方というより英語の表現集という感じなので、書いていて迷うときに見ているという使い方です。logicやstyleなどは他の本で勉強されるのが良いと思います。(康永先生の「必ずアクセプトされる医学英語論文 完全攻略50の鉄則」など)ただ、まだ冠詞、前置詞、countable/uncountableは直されます。
もし可能なら続編を希望します。
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